【保存療法】と【手術療法】に分けることができます。
【保存療法】
保存療法とは、自分で出来る予防や対策などがそうです。
つまり、ワキガに何か処置をするのではなく
”ワキガはそのままで”対処療法を行うという事です。
詳細については【ワキガ保存療法のいろいろ】を参照ください。
【手術療法】
ワキガを手っ取り早く治療するには、
お察しの通り、手術をするのが早いです。
ワキガの手術法には色々あるのですが、
どれもメリット・デメリットがあります。
詳細については【ワキガ手術療法のいろいろ】を参照ください。
また、どの手術法でも、合併症や副作用を伴う事があるので、
自分の目的にあった手術法を熟考して選んでください。
それなりの時間とお金が掛かる事ですので、
十分納得してから治療を開始しても遅くはありません。
手術療法については、
本来、健康保険を適用することができるのですが、
診療報酬の額(医院が受け取る処置料)のわりに
実際の手術の手間が恐ろしく掛かることから、
自由診療扱い(健康保険を適応させない)による
実費治療する場合が多くなっています。
ちなみに、ワキガの症状が強かろうが弱かろうが、
健康保険は適用できるんだそうです。
保険点数の詳細についてですが、医科向け診療報酬点数表より、
「第1節 手術料 第1款 皮膚・皮下組織
(皮膚、皮下組織) 区分番号 K008 腋臭症手術」について、
・ 皮弁法(≒剪除法) 5730点
・ 皮膚有毛部切除術 3000点
・ その他のもの 1660点
(1点=10円。
健康保険で患者はその数割を負担。いずれも片側で)
となっています。
後述する手術療法の内容を見て頂ければ分かると思いますが、
これだけの手間や医療機器を設置するには
自由診療扱いとして実費でもらわないと、
医師側として、本当に割が合わない気がします。
手術内容としては、腕のいい先生には
当然支払われるべき技術報酬額だと思います。