▶ わきがの治療

ワキガの治療は大きく分けて
【保存療法】【手術療法】に分けることができます。

【保存療法】


保存療法とは、自分で出来る予防や対策などがそうです。
つまり、ワキガに何か処置をするのではなく
”ワキガはそのままで”対処療法を行うという事です。
詳細については【ワキガ保存療法のいろいろ】を参照ください。

【手術療法】


ワキガを手っ取り早く治療するには、
お察しの通り、手術をするのが早いです。
ワキガの手術法には色々あるのですが、
どれもメリット・デメリットがあります。
詳細については【ワキガ手術療法のいろいろ】を参照ください。

また、どの手術法でも、合併症や副作用を伴う事があるので、
自分の目的にあった手術法を熟考して選んでください。
それなりの時間とお金が掛かる事ですので、
十分納得してから治療を開始しても遅くはありません。

手術療法については、
本来、健康保険を適用することができるのですが、
診療報酬の額(医院が受け取る処置料)のわりに
実際の手術の手間が恐ろしく掛かることから、
自由診療扱い(健康保険を適応させない)による
実費治療する場合が多くなっています。

ちなみに、ワキガの症状が強かろうが弱かろうが、
健康保険は適用できるんだそうです。

保険点数の詳細についてですが、医科向け診療報酬点数表より、
「第1節 手術料 第1款 皮膚・皮下組織
(皮膚、皮下組織) 区分番号 K008 腋臭症手術」について、

・ 皮弁法(≒剪除法) 5730点
・ 皮膚有毛部切除術 3000点
・ その他のもの 1660点
 (1点=10円。
  健康保険で患者はその数割を負担。いずれも片側で)

となっています。

後述する手術療法の内容を見て頂ければ分かると思いますが、
これだけの手間や医療機器を設置するには
自由診療扱いとして実費でもらわないと、
医師側として、本当に割が合わない気がします。
手術内容としては、腕のいい先生には
当然支払われるべき技術報酬額だと思います。